タッチング(その他表記)tatting

翻訳|tatting

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タッチング」の意味・わかりやすい解説

タッチング
tatting

糸を巻いた小さなシャトル (糸巻一種) を用いて,1本の糸でつくる手工レース。ループとそれを固定する結び目から成っている。名称はよく似たインドのレース,タッティ tattieに由来するが,技法起源は明らかでない。繊細で軽やかな外観を特徴とし,フランスではフリボリテ frivolité (軽いもの,か弱いものなどの意) と呼ばれた。 18世紀に貴婦人の手すさびとして流行した。日本には明治時代初期に西洋文明とともに伝わり,昭和の初めに流行した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「タッチング」の意味・わかりやすい解説

タッチング

レース編みの一種。シャトル(杼)という舟形の器具を用い,1本の糸の上に結び目を並べて美しい弓状の曲線を作る。ドレスの替えカラーやハンカチの縁取りなどに応用され,あらい糸で編んだものはカーテンにもされる。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む