ドレス(その他表記)dress

翻訳|dress

デジタル大辞泉 「ドレス」の意味・読み・例文・類語

ドレス(dress)

衣服衣装服装などの総称。特に、ワンピース型の婦人服正装礼服の場合に用いられる。「ウエディングドレス
[類語]洋服和服ころも衣料品衣料衣服衣類着物着衣被服装束お召物衣装洋品アパレル略服ふだん着略装軽装着流しカジュアルよそゆき一張羅街着礼服式服フォーマルウエア礼装正装既製服レディーメード既製出来合い吊るしプレタポルテ注文服オーダーメード私服官服制服ユニホーム学生服軍服燕尾服喪服セーラー服水兵服背広スーツ

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精選版 日本国語大辞典 「ドレス」の意味・読み・例文・類語

ドレス

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] dress ) 洋服、服装などの総称。一般には婦人服のことをいう。また、ワンピース‐ドレスの意で用いられ、特に礼服や優美な仕立てのものを指すことがある。
    1. [初出の実例]「石竹色の服(ドレッス)の宮妃殿下と」(出典:青春(1905‐06)〈小栗風葉〉春)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ドレス」の意味・わかりやすい解説

ドレス
どれす
dress

広義には体を覆う衣服、服装の総称だが、日本では西洋から入ってきたいわゆる洋服をいう。とりわけ婦人・女児用のワンピース形式の外衣をさし、スーツやツーピースセパレーツと区別する。また、正装や礼服のことをいい、フル・ドレスといえば正装、正装する必要がないときはノー・ドレスという。ほかに、男子の昼間の礼装をモーニング・ドレス(婦人の部屋着の意もある)、男子の燕尾(えんび)服をも含む夜会服はイブニング・ドレス、礼装用のワイシャツはドレス・シャツという。

 古代エジプトの時代から今日に至るまでの婦人のドレスの変遷は、時代、地域、民族、流行などに左右されながら実に複雑な展開をみせている。着用の目的や用途からみると、ウェディング、マタニティ、ボール、ハウス、スケーティング、エプロンなど、時間や季節からみると、アフタヌーンカクテル、ディナー、イブニング、サマーなど、また形やデザインからみると、ワンピース、ツーピース、Aライン、チャイニーズキュロット、プリンセス、シフトなどの各ドレスがある。ドレスには、動詞として、衣服を着る、美しく飾る、髪を結うなどの意もあり、ドレッシングガウン、ドレッシング・ローブ(ともに丈の長い部屋着)などのように使われる。

[田村芳子]

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栄養・生化学辞典 「ドレス」の解説

ドレス

 魚の処理法の一つで,うろこ,頭,えら,ひれ,内臓を除いたもの.

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