タバスコ州(読み)タバスコ(その他表記)Tabasco

翻訳|Tabasco

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タバスコ州」の意味・わかりやすい解説

タバスコ〔州〕
タバスコ
Tabasco

メキシコ南東部の州。州都ビヤエルモサ。メキシコ湾の支湾カンペチェ湾に面する州で,大部分が低平な海岸平野から成り,湿地帯や潟湖が発達している。ウスマシンタ,グリハルバ両川が州を北流して,カンペチェ湾に注ぐ。気候は高温多雨で,熱帯雨林が繁茂する。 1518年 J.グリハルバがこの地域を探検,19年にはメキシコ征服者 H.コルテスが上陸して,初めてインディオ交戦。インディオの一部は 30~40年代に F.モンテホに鎮圧された。主産業は農業 (ココヤシ,バナナ,カカオ,コーヒー,イネサトウキビバニラ果樹) ,牧畜,林業であるが,1960年代以降石油資源の開発が進み,石油が州経済において重要な役割を果すようになった。ベラクルスとカンペチェを結ぶ湾岸道路,鉄道が州を横断するほかは,交通網は未発達で,河川が重要な交通路となっている。面積2万 5267km2。人口 150万 1183 (1990推計) 。

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