タパチュラ(その他表記)Tapachula

デジタル大辞泉 「タパチュラ」の意味・読み・例文・類語

タパチュラ(Tapachula)

メキシコ南東部、チアパス州都市。太平洋岸の平野部に位置し、グアテマラとの国境に近い。豊かな農業地帯が広がり、コーヒーカカオサトウキビを産する。農産物集散地で、食品加工業が盛ん。北東約30キロメートルに中央アメリカ第2の高峰タカナ山がそびえる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タパチュラ」の意味・わかりやすい解説

タパチュラ
Tapachula

メキシコ南東部,チアパス州南端部の都市。グアテマラとの国境に近い太平洋岸の海岸平野にあり,コアタン川にのぞむ。ソコヌスコ地方の商工業中心で,コーヒー,バナナ,カカオ,サトウキビなどを集散,加工をするほか,蒸留酒,鞍,金・銀細工などの製造が盛ん。太平洋沿岸鉄道,道路が通る。人口 22万 2282 (1990推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android