タビラ(読み)たびら

デジタル大辞泉 「タビラ」の意味・読み・例文・類語

タビラ(Tavira)

ポルトガル南部の都市。ジラオン川の河口に位置する。紀元前よりフェニキア人ギリシャ人の港が置かれ、現在も古代ローマ時代に築かれた橋が残っている。イスラム支配時代の建物をポルトガル王ディニス1世が改築した城塞や、モスク跡に建てられたゴシック式のサンタマリア‐ド‐カステロ教会などがある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「タビラ」の意味・わかりやすい解説

タビラ
たびら / 田平
[学] Acheilognathus tabira

硬骨魚綱コイ目コイ科に属する淡水魚。全長8~11センチメートル程度で、側線は完全、1対の短いひげをもつ。婚姻色の地方差異から、近畿山陽地方のシロヒレタビラ、関東東北北陸山陰地方アカヒレタビラ九州のセボシタビラの3亜種に分けられる。

[水野信彦]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android