タマスダレ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タマスダレ」の意味・わかりやすい解説

タマスダレ(玉簾)
タマスダレ
Zephyranthes candida; zephyr lily

ヒガンバナ科の多年草。アルゼンチンのラプラタ地方の原産で明治初期に日本に伝えられ,観賞用として栽培される。皮の黒い球根があり狭線形で常緑の葉が多数叢生する。夏から秋に,葉の間から高さ 30cmほどの花茎を数本出し,頂部に1個ずつ白色の花をつける。日本で栽培されるおもなものには本種のほかに,ピンクの花をつけるサフランモドキ Z. carinataやスジタマスダレ Z. verecundaなどがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「タマスダレ」の意味・わかりやすい解説

タマスダレ
たますだれ

ゼフィランサス

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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