タムラ製作所(読み)タムラせいさくしょ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タムラ製作所」の意味・わかりやすい解説

タムラ製作所
タムラせいさくしょ

弱電用トランスの大手メーカー。 1924年創業のタムララジオストアーを前身に,39年設立主力は小型トランスであるが,移動体通信・AV用部品の伸びもめざましいほか,ハンダ付装置需要が増加するなど,新製品開発に積極的。海外生産は 69年の台湾進出以降活発に進められており,海外生産比率は約4割。売上構成比は,情報機器 12%,産業用電子部品 15%,民生用電子部品 32%,電源機器 14%,その他 27%。年間売上高 781億 8400万円 (連結。うち輸出 43%) ,資本金 118億 3000万円,従業員数 758名 (1999) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015 「タムラ製作所」の解説

タムラ製作所

正式社名「株式会社タムラ製作所」。英文社名「TAMURA CORPORATION」。電気機器製造業。大正13年(1924)前身の「田村ラヂオ商会」創業。昭和14年(1939)設立。本社は東京都練馬区東大泉。電子部品メーカー。家電向けなど小型変成器が主力。他に電子化学材料・はんだ付け装置・セキュリティー関連機器など。東京証券取引所第1部上場。証券コード6768。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android