デジタル大辞泉 「タリファ」の意味・読み・例文・類語 タリファ(Tarifa) スペイン南部、アンダルシア州の港町。イベリア半島最南端のタリファ岬があり、ジブラルタル海峡の最狭部をなす。711年、スペインで最初にイスラム教徒の支配下になり、現在も城壁や要塞の跡が残る。マグロ漁をはじめとする漁業、缶詰工業が盛ん。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タリファ」の意味・わかりやすい解説 タリファTarifa スペイン南西部,アンダルシア州,カディス県の町。県都カディスの南東約 80km。ジブラルタル海峡にのぞむタリファ岬先端に位置する。古代ローマ人の植民都市であったが,ムーア人に占領され,要塞化された。 1292年にサンチョ4世がキリスト教徒の手に奪回。石炭,煉瓦,タイル,コルクなどを産する。漁業も盛んで,魚の塩漬も特産。人口約1万 5000。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報