現代外国人名録2016 「ダニエルマクファデン」の解説
ダニエル マクファデン
Daniel Little McFadden
- 職業・肩書
- 経済学者 南カリフォルニア大学教授
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1937年7月29日
- 出生地
- ノースカロライナ州ローリー
- 専門
- ミクロ計量経済学
- 学歴
- ミネソタ大学〔1957年〕卒,ミネソタ大学大学院(経済学)博士課程修了
- 学位
- 経済博士(ミネソタ大学)〔1962年〕
- 資格
- 米国芸術科学アカデミー会員, 米国科学アカデミー会員
- 受賞
- ノーベル経済学賞〔2000年〕,ジョン・ベーツ・クラーク賞〔1975年〕,フリッシュ・メダル〔1986年〕,ネンマーズ賞〔2000年〕,リチャード・ストーン賞〔2000年〕
- 経歴
- 1962年ピッツバーグ大学助教授を経て、’63〜68年カリフォルニア大学バークレー校助教授、’68〜79年、’90年同大教授。のち南カリフォルニア大学教授。この間、’78〜91年マサチューセッツ工科大学教授。ミクロ計量経済学の専門家で、’70年代から’80年代初頭にかけて、個人や家計、企業などの経済主体が示すミクロデータを用いて計量分析する手法を開発。消費行動を推定するための理論や手法を創出し、実際にサンフランシスコの公共交通システムの設計にも活用される。’75年ジョン・ベーツ・クラーク賞を受賞。2000年ジェームズ・ヘックマンと共にノーベル経済学賞を受賞。主著に「都市往来の需要」(1975年)、「生産の経済学」(’78年)、「計量経済学を応用した個別のデータの構造分析」(’81年)、「ミクロ経済学のモデリングと政策分析」(’84年)。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報