だの(読み)ダノ

デジタル大辞泉の解説

だの[並助]

[並助]体言や用言の終止形などに付く。全体の中からいくつかの事柄を同列に並べあげる意を表す。「出張だの会議だのと毎日忙しい」「好きだの嫌いだのとわがままばかり言う」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

だの

( 並立助 )
〔断定の助動詞「だ」に助詞「の」が付いたものから。近世江戸語以降の語〕
体言または活用語の言い切りの形に付いて、物事を並列・列挙する。
一般に「…だの…だの」の形で用いられる。 「犬-猫-、いろんなものを飼っている」 「お茶を持って来い-、机の上を片付けろ-、うるさくてしようがない」
「…だの…など」の形で用いられることもある。 「りんご-ぶどうなどを盛り合わせた皿」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

だ‐の

(断定助動詞「だ」に間投助詞「の」が付いて助詞化したもの) 体言または活用語の言い切りの形について物事を列挙する。
洒落本南閨雑話(1773)怖勤の体「どふしても神明だの、宿だのといっては」
※土(1910)〈長塚節〉七「善(え)えだの悪(わり)いだのって膨(ふく)れたり何っかすんぢゃねえぞ、なあ」
[補注]橋本文法では並立助詞という。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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