チェルニゴフスキー(その他表記)Chernigovskii, Nikifor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チェルニゴフスキー」の意味・わかりやすい解説

チェルニゴフスキー
Chernigovskii, Nikifor

ロシア人の冒険者。 1665年イリムスク知事を殺して国境外に脱走。アムール川北岸のアルバジン要塞 (現ロシア,アムール州) を再興してここを拠点とし,勝手に貢税を徴収した。 72年に欠席裁判死刑判決を受けたが,のち許され,74年までアルバジンの知事の職にあった。このアルバジン植民が清朝とロシアの軍事衝突を引起し,ネルチンスク条約にいたることになる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む