チェレムホボ(その他表記)Cheremkhovo

デジタル大辞泉 「チェレムホボ」の意味・読み・例文・類語

チェレムホボ(Cheremkhovo/Черемхово)

ロシア連邦中部、イルクーツク州都市。州都イルクーツク北西約130キロメートルに位置し、シベリア鉄道が通る。19世紀末に採炭が始まり、イルクーツク炭田中心地一つになった。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チェレムホボ」の意味・わかりやすい解説

チェレムホボ
Cheremkhovo

ロシア中東部,東シベリア南部,イルクーツク州の都市。州都イルクーツクの北西約 120kmにあり,シベリア横断鉄道に沿う。 1772年シベリア大道の駅逓所として建設された。イルクーツク炭田の採炭中心地で,選炭場,石炭化学工場などがあるが,燃料資源として石炭の比重が減少するにつれて,1960年代以降次第に人口が減少してきている。ほかに石炭産業用機械,建設資材,木材加工,食品などの工業がある。イルクーツクとハイウェーでも連絡。人口7万 3600 (1991推計) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「チェレムホボ」の意味・わかりやすい解説

チェレムホボ
ちぇれむほぼ
Черемхово/Cheremhovo

ロシア連邦中部、イルクーツク州の都市。シベリア鉄道に沿い、イルクーツク市の北西130キロメートルに位置する。人口6万8300(2003推計)。イルクーツク炭田の採掘中心地の一つで、燃料炭(年産約2000万トン)が露天掘りで採掘される。機械製造、雲母(うんも)加工、靴下縫製家具精肉などの工業がある。1772年に村ができ、19世紀末に採炭が始められ、1917年に市となった。

[三上正利]

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