チチカカ

百科事典マイペディア 「チチカカ」の意味・わかりやすい解説

チチカカ[湖]【チチカカ】

南米最大の淡水湖。アンデス山脈中部の高原アルチプラノにあり,ペルーボリビア国境にまたがる。湖面標高3812m,面積8372km2,最大水深281mであるが,蒸発のため水位の変化が激しい。魚類が豊富。湖上交通と漁業には独特の葦舟バルサ)が用いられ,アシで作った浮島の上で生活する人びとがいる。湖の中央部の半島コパカバーナはインディオの聖地。付近にプレインカのティアワナコ文化遺跡がある。
→関連項目ペルーポーポ[湖]ボリビアモエンド

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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