最新 地学事典 「チャイテン火山」の解説
チャイテンかざん
チャイテン火山
Chaitén volcano
チリ共和国,南部火山帯(Southern Volcanic Zone)にある第四紀カルデラ火山(標高1,122 m)。2008~2009年の噴火活動は火砕流を伴う大規模なプリニー式噴火であった。約1万年前と約5千年前の噴火活動はこれと同規模。現在,カルデラ(直径2.5km)は新たな流紋岩質溶岩ドームに充塡され,今も噴気活動が続いている。2008年6月には複数の河川で大規模なラハールが発生し,南西10kmのチャイテン町の集落を襲ったが,避難が完了していたため人的被害はなかった。
執筆者:折橋 裕二
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

