出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…日本隊によるコトシュの調査は,チャビンChavín文化の生成に関する重大な成果をもたらした。首都リマの北約300km,コルディエラ・ブランカを越えたアマゾン川の源流部,標高3200mに標式遺跡チャビン・デ・ワンタルChavín de Huántarがあり,荘重な神殿遺構が残されている。200m四方の規模はさして広くないが,建築構造,器物の装飾様式には独特のスタイルを生み出している。…
…日本隊によるコトシュの調査は,チャビンChavín文化の生成に関する重大な成果をもたらした。首都リマの北約300km,コルディエラ・ブランカを越えたアマゾン川の源流部,標高3200mに標式遺跡チャビン・デ・ワンタルChavín de Huántarがあり,荘重な神殿遺構が残されている。200m四方の規模はさして広くないが,建築構造,器物の装飾様式には独特のスタイルを生み出している。…
…イギリスへ留学。帰国後,チャビン・デ・ワンタル遺跡の発掘,カスマ谷諸遺跡調査など,ペルー全土にわたる調査と遺物の収集を行い,国立人類学考古学博物館を創設,ペルーの考古学の父といわれる。【大貫 良夫】。…
※「チャビンデワンタル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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