様式化(読み)ヨウシキカ

デジタル大辞泉 「様式化」の意味・読み・例文・類語

ようしき‐か〔ヤウシキクワ〕【様式化】

[名](スル)一定様式をもつようにすること。特に芸術作品などで、事物単純化・類型化しながら表現に様式上の特性を与えること。「様式化された演技」
[類語]模範的象徴的代表的典型的標準的ティピカル模範手本規範モデル典型亀鑑規矩きく規矩きく準縄規則決まり定め規定規律ルールおきて文範見本かがみ範例標本サンプル雛形ひながた書式好例適例スタンダードフォーマット王道師表基準規準り所類型定型スタイルフォーマル公式正則正統正統派正調本式本格的正規正式まっと正道折り紙付き太鼓判をパーフェクト非の打ち所が無い完璧万全完全無欠傑出大出来紋切り型腐ってもたい

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精選版 日本国語大辞典 「様式化」の意味・読み・例文・類語

ようしき‐かヤウシキクヮ【様式化】

  1. 〘 名詞 〙 自然の対象形態を、誇張しあるいは装飾的変形を加えることによって形式化・単純化すること。また特に、そのような形式の因襲化・伝統化、あるいはそのような形式の模様化・パターン化をいうこともある。
    1. [初出の実例]「風景も人物も様式化され図式化された華麗な大和絵として挿入されてゐるに過ぎない」(出典:『細雪』の褒貶(1950)〈山本健吉〉)

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