デジタル大辞泉 「チャンドラセカール限界」の意味・読み・例文・類語 チャンドラセカール‐げんかい【チャンドラセカール限界】 電子の縮退圧によって自身の重力を安定的に支えることができる質量の上限。白色矮星の場合、太陽質量の約1.4倍程度。インド出身の天体物理学者チャンドラセカールにより導出された。チャンドラセカールの限界。チャンドラセカール質量。→トルーマンオッペンハイマーボルコフ限界 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
法則の辞典 「チャンドラセカール限界」の解説 チャンドラセカール限界【Chandrasekhar limit】 電子の縮退圧によって平衡を保つことのできる質量の限界値.温度が0Kの白色矮星の持ち得る質量の上限値.星の質量がこの限界以下ならば,白色矮星となってその一生を終えることになる.これより大きな質量をもつ恒星は超新星となる. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報