トルーマンオッペンハイマーボルコフ限界(読み)トルーマンオッペンハイマーボルコフゲンカイ

デジタル大辞泉 の解説

トルーマンオッペンハイマーボルコフ‐げんかい【トルーマンオッペンハイマーボルコフ限界】

中性子縮退圧によって自身重力を支えることができる質量上限中性子星の場合、太陽質量の1.5倍から3倍程度と見積もられている。質量がこの上限を超えるとブラックホールになると考えられている。1939年にオッペンハイマーボルコフが、一般相対性理論における球対称重力平衡物質構造を表す方程式から導出。トルーマンが独立してこのような場の解析を行った。→チャンドラセカール限界

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android