現代外国人名録2016 「チューチョバルデス」の解説
チューチョ バルデス
Chucho Valdés
- 職業・肩書
- ジャズ・ピアニスト
- 国籍
- キューバ
- 生年月日
- 1941年10月9日
- 出生地
- キビカン
- 本名
- Dioniso de Jesús V.Rodríguez
- グループ名
- グループ名=イラケレ〈Irakere〉
- 受賞
- グラミー賞(最優秀ラテンアルバム賞,第22回)〔1979年〕「Irakere」,グラミー賞(最優秀ラテンジャズアルバム賞,第43回)〔2000年〕「ライブ・アット・ザ・ビレッジ・バンガード」
- 経歴
- 父はピアニストのベボ・バルデス、母が歌手という音楽一家に生まれる。3歳から父にピアノを習い、10代でプロのピアニストになる。1967年オルケスタ・クバーナ・デ・ムジカ・モデルナ(キューバ現代音楽楽団)を結成、創作で高い評価を受ける。’73年この楽団を母体に“イラケレ”を結成、キューバのジャズフュージョン界に新風を吹き込む。’79年アルバム「Irakere」でグラミー賞最優秀ラテン・アルバム賞を受賞。’93年ブルー・ノート・レコードと契約を交わし、自己名義のアルバム「ソロ・ピアノ」を発表。’90年代後半からソロ活動にも力を入れ、’99年自身のアルバム「ライブ・アット・ザ・ビレッジ・バンガード」でグラミー最優秀ラテン・ジャズ・アルバム賞を獲得。2003年イラケレ結成30周年にあたり、代表曲を録音し直した新作「30周年」を制作。2008年父と初めてのピアノ・デュオ作品「フントス・パラ・シエンプレ」を発表し、父子でヨーロッパをツアー。他のアルバムに「オバタラ」など。ハバナの音楽学校で後進の指導にもあたる。キューバの至宝的音楽家。1980年初来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報