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ちょうちんブログ ちょうちんぶろぐ

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知恵蔵2015の解説

ちょうちんブログ

特定の個人や団体の印象が良くなるように意図的に誇張して書かれたブログのこと。特定の人を持ち上げて、長所などを吹聴してまわり、媚(こ)びる人のことを「提灯(ちょうちん)持ち」とさげすんで呼ぶことから、上記のような目的で書かれた記事を「ちょうちん記事」と呼ぶ。「ちょうちんブログ」は「ちょうちん記事」のブログ版である。
例えば、平凡なアメリカ人がウォルマートの駐車場を利用しながらキャンピングカーで全米を旅行する日々をつづった「Wal-Marting Across America」は、先々でウォルマートに関する好意的な記事を掲載していたが、実は、これは米ウォルマートが企画したちょうちんブログであった。
ちょうちんブログの多くは、金銭の授受を伴い、特定の個人や企業とは無関係の人物のブログのように見せかけて、広告・宣伝を行う。広告主がブログを書く人(ブロガー)に報酬を払い、ブログを書いてもらうこと、もしくはその仲介をする業者を「ペイ・パー・ポスト(Pay Per Post)」と呼ぶ。検索エンジン大手Google社は、自社のガイドラインで、サイトの順位を上げるためにリンクを張ることによって対価が支払われる「有料リンク」を不正行為と判断しており、「ペイ・パー・ポスト」も「有料リンク」と同等の行為であるとみなされている。
しかし、09年、Googleの日本法人が、プロモーション活動の一環として、「ペイ・パー・ポスト」を利用していたことが発覚した。同日本法人は、プロモーションを中止し、謝罪するとともに、日本法人「google.co.jp」のページランクは米Google社によって格下げされた。

(横田一輝  ICTディレクター / 2012年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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