チリカワウソ(その他表記)Lutra provocax; southern river otter

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チリカワウソ」の意味・わかりやすい解説

チリカワウソ
Lutra provocax; southern river otter

食肉目イタチ科カワウソ亜科カワウソ属。頭胴長は 57~70cm。尾長は 35~46cm。体重はいまだ明らかにされていない。上面の毛色は濃いこげ茶色である。下面は明るいシナモン色を呈するが,まれに喉部が白色を呈する。頭部は平らで,鼻鏡上縁の形状はW字型。乳頭数は4個。門歯上顎下顎に各6本,犬歯は上顎と下顎に各2本,前臼歯は上顎8本,下顎6本,臼歯は上顎2本,下顎4本である。繁殖期は周年で,甲殻類や軟体動物を捕食すると考えられている。分布はアルゼンチン南部とチリ中部および南部で,ホーン岬周辺の島々にはウミウソより多く出現する。生態的な知見がまったくない。絶滅危惧種。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む