チル鋳物（読み）チルイモノ

デジタル大辞泉「チル鋳物」の意味・読み・例文・類語

《chilled casting》鋳物を作るとき、砂型の一部に金型を当てて急冷し、その部分の組織を白銑はくせん化して硬度を高めた鋳物。圧延ロール・クラッシャー・車輪などに使用。冷硬鋳物。チルド鋳物。

出典　小学館デジタル大辞泉について　情報 | 凡例

関連語 ハクセン名詞

〘名詞〙 ( [英語] chilled castings の訳語 ) 砂型の一部に金型を組んで鋳型をつくり、白銑(はくせん)化によって金型の部分だけ硬度を高めた鋳物。耐摩耗性と耐衝撃性を増す。圧延用ロール、車輪などに用いる。チルド鋳物。冷硬鋳物。

出典　精選版日本国語大辞典精選版日本国語大辞典について　情報 | 凡例

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...