ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ツピダンサス」の意味・わかりやすい解説 ツピダンサスTupidanthus calyptratus ウコギ科の1属1種の単型属。インドのアッサム地方からマレー半島にかけて分布。鉢植えが観葉植物として流通する。掌状複葉が互生する常緑小高木で,同じく観葉植物として栽培されるシェフレラに似る。濃緑色で革質の小葉は長さ 15~30cmで,シェフレラよりはかなり大きい。全縁で葉先はとがる。耐陰性が強く,室内で栽培しやすい。熱帯植物であるが,冬は乾燥ぎみに管理すれば5℃程度で越冬する。過湿にすると,根腐れを起しやすいので注意する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by