ティエンタイシャン山脈(読み)ティエンタイシャンさんみゃく(その他表記)Tiantai shan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ティエンタイシャン山脈」の意味・わかりやすい解説

ティエンタイシャン(天台山)山脈
ティエンタイシャンさんみゃく
Tiantai shan

中国東部,チョーチヤン (浙江) 省東部にある北東から南西方向の山地最高峰は南西部のホワティン (華頂) 山で,標高 1138m。3世紀頃から名山として知られ,道士などの修行地であったが,太建7 (575) 年智 顗が入山して天台宗の根本道場とした。隋の煬帝が建立した国清寺を中心に多数の寺院や仏教遺跡がある。唐代には寒山,拾得が住んだといわれる。ニンポー (寧波) にも近く,奈良時代以降,多くの日本留学僧が修行している。長く老人,女性の登頂は困難といわれてきたが,自動車道が通じた。山頂には智 顗が経をあげたといわれる拝経台があり,日の出見物の名所となっている。

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