ティール鉱(読み)ティールこう

最新 地学事典 「ティール鉱」の解説

ティールこう
ティール鉱

teallite

化学組成PbSnS2の鉱物。ヘルツェンベルグ鉱系列の鉱物。ヘルツェンベルグ鉱と連続固溶体をつくる。直方晶系,空間群Pbnm, 格子定数a0.4266nm, b1.1419, c0.4090, 単位格子中2分子含む。灰黒色,金属光沢,鱗片状結晶集合体。劈開{001}完全,湾曲性,硬度1.5, 比重6.36(測定値),6.567(計算値)。鉛を主成分とする硫化鉱物のうち,酸で分解する数少ないものの一つ。鉱脈鉱床から錫石・黄錫鉱・ポトシ鉱-インカ鉱系鉱物・閃亜鉛鉱などとともに産出。北海道豊羽鉱山から報告がある。英国地質調査所長J.J.H.Teall(1849~1924)にちなみ命名。

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