20世紀西洋人名事典 「テオマセロ」の解説
テオ マセロ
Teo Macero
1925.10.30 -
米国のジャズ奏者。
ニューヨーク州グレンス・フォール生まれ。
1948年ジュリアード音楽院に入学。’55年頃からチャールス・ミンガス、アート・ファーマーらとクラブで共演してテナーを吹く傍ら、作曲も手がける。’57年CBSに入社し、’59年の「風と共に去りぬ」を皮切りにマイルス、ビル・エバンスらのアルバム2000枚以上を手がける。中でも、マイルスのアルバムは’82年の「スター・ピープル」まですべてを担当し、彼のアドバイザーとして活躍。この間、’70年代後にはCBSソニーの要請によりテオ・レーベルを設立。その後独立し、フリー・プロデューサーとして活躍。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報