20世紀西洋人名事典 「テュドールチョルテア」の解説
テュドール チョルテア
Tudor Ciortea
1903.12.10 -
ルーマニアの作曲家。
ブカレスト音楽院教授,作曲家同盟副議長。
ブラショフ生まれ。
クルジュ音楽院でピアノを学び、さらにデュカスやブーランジェに師事し、1947年ブカレスト音楽院教授を歴任し、作曲家同盟副議長も務める。ピアノを主体にルーマニア民謡を素材とした室内楽が多く、独特の迫力と緊張感を盛り込み、現代的手法で再創造する。作品に「マラムーレシュ組曲」(’49年)、「4つのマラムーレシュの歌」(’67年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報