20世紀西洋人名事典 「ディエゴリベラ」の解説
ディエゴ リベラ
Diego Rivera
1886.12.8 - 1957.11.25
メキシコの画家。
グアナフアト生まれ。
1907年スペインに留学後、ヨーロッパ各地を遍歴する。パリではピカソ、クレーらと知り合い、キュビスムの影響を受ける。’22年に帰国後、シケイロスらと画家組合を組織、活発な壁画運動を展開する。メキシコの神話、歴史、庶民生活を題材としたダイナミックな構図の作品を手がけるなどオロスコ、シケイロス、タマヨと並んでメキシコ画壇の4大巨匠の一人として名声を得る。’27〜28年に訪ソ、’30〜33年にはアメリカで壁画を製作。主な作品に「チャピンゴ農学校」(’26〜27年)、「国立宮殿」(’25〜35年)等。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報