デジタル大辞泉 「国立宮殿」の意味・読み・例文・類語 こくりつ‐きゅうでん【国立宮殿】 《Palacio Nacional》メキシコの首都メキシコシティーにある宮殿。市街中心部、ソカロ広場に隣接する。アステカ王国の王モクテスマ2世の居城を破壊し、征服者コルテスが植民拠点として16世紀に建造。火災で焼失後、17世紀に再建。現在は大統領の執務室が置かれる。ディエゴ=リベラが描いた大壁画「メキシコの歴史」が有名。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
世界の観光地名がわかる事典 「国立宮殿」の解説 こくりつきゅうでん【国立宮殿】 メキシコの首都メキシコシティにある中世建築物。1987年、世界遺産に登録されたメキシコシティ歴史地区とソチミルコの、ソカロと呼ばれる中央広場の東側の一区画を占める壮大な建物である。この宮殿の最大の見どころは、正面入り口奥の1階から2階にかけて描かれた大壁画。この壁画は、メキシコの著名な壁画家、ディエゴ・リベラが10年をかけた大作である。ほかに、大統領の国務室や大蔵省、メキシコ近代化の父と仰がれるベニート・フアレスの記念室などがある。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報