ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説 デコレーテッド・スタイルDecorated style 華飾様式。 1250年頃から 1350年頃までのイギリス中期ゴシックの建築様式。初期イギリス様式とパーペンディキュラー様式との間の時期,すなわちイギリス・ゴシック建築の第2の発展段階にあたる様式で,ボールト (穹窿) ,表玄関,窓などの装飾的処理を特色とする。リンカーン大聖堂の合唱隊席 (1256~1320) やエクセター大聖堂の身廊が代表例。なお,デコレーテッド・スタイルの後期は,特にカービリニアー様式と呼ばれる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by