20世紀西洋人名事典 の解説
デニス・ウィリアム ジョンストン
Dennis William Jojnston
1901 -
アイルランドの劇作家。
イギリス、アメリカで教育を受けた後、弁護士となる。1929年愛国者ロバート・エメットを主人公とした「老婦人は否という」を発表し、大好評を博し、「一角獣の花嫁」(’33年)、「嵐の歌」(’34年)と次々と作品を発表する。第二次世界大戦中は、BBCの従軍記者となり、それ以後イギリス、アメリカに滞在している。作品はほかに「黄色い川の月」(’33年)、「夢見る土くれ」(’40年)があり、また、’59年に発表した評論「スウイフトとたずねて」は伝記の新鋭として有名である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報