ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デヒドロコール酸」の意味・わかりやすい解説 デヒドロコール酸デヒドロコールさんacid dehydrochol デヒコールともいう。胆汁分泌促進剤である。ウシ胆汁中のコール酸を酸化して得られる無味,無臭の白色粉末。著明な水利胆作用 (希薄な胆汁を増加させる作用) をもつ。臨床的には胆汁分泌増加の目的で胆管性肝炎などに用いられるほか,強力な洗浄作用により胆管炎,胆嚢炎などに効果が得られる。しかし胆汁酸,コレステロール,リン脂質などを減少させるので注意を要する。副作用として下痢,腹部不快感,食欲不振がある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
デジタル大辞泉プラス 「デヒドロコール酸」の解説 デヒドロコール酸 薬に含まれる成分のひとつ。胆汁の分泌を促す作用があり、胃薬などに含有。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報 Sponserd by