デヒドロコール酸(読み)デヒドロコールさん(その他表記)acid dehydrochol

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デヒドロコール酸」の意味・わかりやすい解説

デヒドロコール酸
デヒドロコールさん
acid dehydrochol

デヒコールともいう。胆汁分泌促進剤である。ウシ胆汁中のコール酸を酸化して得られる無味無臭の白色粉末。著明な水利胆作用 (希薄な胆汁を増加させる作用) をもつ。臨床的には胆汁分泌増加の目的で胆管性肝炎などに用いられるほか,強力な洗浄作用により胆管炎胆嚢炎などに効果が得られる。しかし胆汁酸コレステロールリン脂質などを減少させるので注意を要する。副作用として下痢,腹部不快感,食欲不振がある。

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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