でんぐり返る(読み)デングリガエル

デジタル大辞泉 「でんぐり返る」の意味・読み・例文・類語

でんぐり‐がえ・る〔‐がへる〕【でんぐり返る】

[動ラ五(四)]
手を地について、からだを前または後ろに1回転させて起きる。「たたみの上で、くるっと―・る」
さかさまになる。ひっくりかえる。「天地が―・るような騒ぎ」
[類語]とんぼ返りもんどりとんぼ宙返り

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「でんぐり返る」の意味・読み・例文・類語

でんぐり‐がえ・る‥がへる【でんぐり返】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「でんぐりかえる」とも )
  2. 手を地について、前方または後方にからだを一回転して起きる。とんぼがえりをする。転倒する。
    1. [初出の実例]「はこび上たる膳の所へ顛倒(デングリ)かへると」(出典:滑稽本・七偏人(1857‐63)初)
  3. 事態についてゆけないぐらいがらりと変わる。
    1. [初出の実例]「でんぐり返る性根と知らず、心赦して今更後悔」(出典:浄瑠璃・七小町(1727)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む