現代外国人名録2016 「デービッドポリツァー」の解説
デービッド ポリツァー
H.David Politzer
- 職業・肩書
- 物理学者 カリフォルニア工科大学教授
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1949年8月31日
- 出生地
- ニューヨーク
- 専門
- 素粒子
- 学歴
- ハーバード大学
- 学位
- 博士号(ハーバード大学)
- 受賞
- ノーベル物理学賞〔2004年〕
- 経歴
- 1975年よりカリフォルニア工科大学に勤務し、’79年より教授を務める。’73年物質を形作る究極の基本粒子“クオーク”同士の間に働く強い力を理論的に解析。近づくほど結合力が弱まる一方、離れるほど強く引き合う“漸近的自由”という性質があることを発見。この成果がクオーク間に働く力を説明する“量子色力学”を生み、物質の成り立ちを説明する素粒子の標準理論の確立につながった。2004年これらの業績により、カリフォルニア大学サンタバーバラ校のデービッド・グロス教授、マサチューセッツ工科大学のフランク・ウィルチェック教授とともにノーベル物理学賞を受賞。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報