ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説
トゥインディン・タイウン・マハーシードゥ・ウー・トゥンニョウ
Twinthin Taikwun Mahasithu U Tun Nyo
[没]1806/1807. サガイン近郊ミングン
ビルマ (現ミャンマー) ,コンバウン時代の文人,歴史家。ボウドーパヤー王に仕え,『新年代記』 Maha Yazawinthitkyi (18世紀末) のほか,多くのピョ,モーグン (ともに韻文の一形式) などを書いた。『新年代記』は従来の年代記の叙述を碑文その他の史料と逐一照合検討するという実証的態度で書かれている。この研究方法は 19世紀の『玻璃宮年代記』 Hmannan Maha Yazawindawgyiの編纂にも引継がれ,その記述を信憑性の高いものにした。
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