トゥトモス4世(読み)トゥトモスよんせい(その他表記)Thutmose IV; Thuthmosis IV

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トゥトモス4世」の意味・わかりやすい解説

トゥトモス4世
トゥトモスよんせい
Thutmose IV; Thuthmosis IV

古代エジプト第 18王朝8代目の王 (在位前 1425~前 1417) 。トゥトモシス4世とも呼ばれる。メンフィスで軍事訓練を受け,スフィンクスの神ホロスからファラオとなる夢の告示を授けられたという (正統の後継者でなかったらしい) 。父アメンホテプ2世の跡を継いで即位。シリア,パレスチナ地方に遠征。小アジアのヒッタイト勢力の台頭に対してミタンニと同盟,その王女を妻とした。治世8年目に下ヌビアの反乱を鎮圧。先代の王たちの外征で国力は増強され,治世中安泰が続いた。祖父の着手したヌビアの大神殿を完成。テーベに建てたオベリスクは現在ローマのラテラノ大聖堂の前にある。 1903年王の墓が発見された。

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