改訂新版 世界大百科事典 「トウマイ」の意味・わかりやすい解説 トウマイToumai チャド共和国で発見された,およそ700万年前のサヘラントロプス・チャデンシスSahelanthropus tchadensisの頭骨に付けられた愛称。意味は現地語で〈命の希望〉。乾期の始めに生まれた動物の子供は,育つのは困難だが,それにもかかわらず立派に成長することを願ってトウマイと呼ばれるとのこと。いかにも,苦難に満ちた人類の進化を象徴する名称である。チャド共和国大統領は,長年の多くの苦労の末に最古の人類化石を発見したブルネM.Brunetに対してもトウマイと呼んだとのこと。→サヘラントロプス・チャデンシス執筆者:馬場 悠男 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
普及版 字通 「トウマイ」の読み・字形・画数・意味 【登】とうまい 超越する。字通「登」の項目を見る。 【宕】とうまい 豪宕。字通「宕」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by