豪宕(読み)ゴウトウ

デジタル大辞泉 「豪宕」の意味・読み・例文・類語

ごう‐とう〔ガウタウ〕【豪×宕】

[名・形動]気持ちが大きく、細かいことにこだわらず、思うままに振る舞うこと。また、そのさま。豪放。
「―ないびきである」〈漱石・満韓ところどころ〉

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精選版 日本国語大辞典 「豪宕」の意味・読み・例文・類語

ごう‐とうガウタウ【豪宕】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 気持が大きく物事にこだわらないこと。意気が盛んで思う通りに行動すること。また、そのさま。豪放。
    1. [初出の実例]「藁筆に腕前示す荒事師、江戸一流の豪宕(ガウタウ)は家の技芸御免なせえ」(出典歌舞伎伊勢平氏栄花暦(1782)三立(暫))
    2. 「正しい自然の威容というものは、〈略〉豪宕(ゴウトウ)精神なかにしか棲まぬのです」(出典:魔笛(1942)〈檀一雄〉)

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普及版 字通 「豪宕」の読み・字形・画数・意味

【豪宕】ごうとう

豪放。

字通「豪」の項目を見る

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