トリクロロフルオロメタン

化学辞典 第2版 の解説

トリクロロフルオロメタン
トリクロロフルオロメタン
trichlorofluoromethane

CCl3F(137.37).フレオン11ともいう.五塩化アンチモン触媒下,四塩化炭素フッ化水素フッ素化してつくられる.無色液体.融点-111 ℃,沸点23.8 ℃.1.476.1.374.エタノール,エーテルに可溶,水に不溶.毒性腐食性はなく安定で,冷凍機用溶媒として多用されているが,オゾン層を破壊する環境問題があり,生産が制限されている.眼を刺激し,吸入すると肝機能に悪影響を及ぼす.[CAS 75-69-4]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 の解説

トリクロロフルオロメタン

 CCl3F (mw137.17).フレオン11ともいう.冷凍機用冷媒として使われたが,オゾン層破壊可能性が指摘され,使用が控えられている.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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