デジタル大辞泉 「トルトラ島」の意味・読み・例文・類語 トルトラ‐とう〔‐タウ〕【トルトラ島】 《Tortola Island》西インド諸島東部、小アンティル諸島北部の英国領バージン諸島の島。南岸に首都ロードタウンがある。バージン諸島の最高峰セージ山(標高521メートル)があり、周辺一帯は自然保護地域に指定。東隣の国際空港が立地するビーフ島と橋で結ばれる。トートラ島。トートーラ島。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
改訂新版 世界大百科事典 「トルトラ島」の意味・わかりやすい解説 トルトラ[島]Tortola カリブ海東部,イギリス領バージン諸島最大の島。面積52km2,人口1万6630(2000)。火山島で,南部中央の湾に面して主都ロード・タウンRoad Townがある。島の両側は小島が点在し,世界有数のクルージング・スポットである。諸島中の最高地点サージュ山Mt. Sage(521m)は1954年,赤道照葉樹林地域として自然保存地区に指定された。植物の生育の少ない地域にはマホガニー,西洋杉などが植林され,徐々に森林化が進められている。この島とエリザベス2世橋で結ばれているビーフ島には,ビーフ・アイランド空港がある。執筆者:橋本 芳雄 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報