ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バージン諸島」の意味・わかりやすい解説
バージン諸島
バージンしょとう
Virgin Islands
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西インド諸島東部、プエルト・リコの東方にある100余の小島群。西半部はセント・トーマス、セント・ジョン、セント・クロイの3島を中心とするアメリカ領で、面積342平方キロメートル、人口10万8612(2000)。東半部はトルトラ、バージン・ゴルダ、アネガタ島を中心とするイギリス領で、面積153平方キロメートル、人口2万1300(2002推計)。小アンティル諸島の西端部を構成しているが、地質的にはプエルト・リコや大アンティル諸島の島々と関連があり、島々は火山性で、その上部を石灰岩が覆っている。気候は熱帯性であるが、北東貿易風の影響で少し気温が和らげられ、適度の降雨もある。年中快適な気候と風景美が多数の観光客を誘引し、観光産業が重要な収入源となっている。セント・ジョン島の大部分は合衆国のバージン・アイランズ国立公園に含まれる。住民の多くは黒人である。1493年コロンブスが到達。アメリカ領バージン諸島は1917年までデンマーク領であった。イギリス領バージン諸島は1666年からイギリス領である。
[菅野峰明]
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