トレジアコーフスキー(その他表記)Vasilii Kirillovich Trediakovskii

改訂新版 世界大百科事典 「トレジアコーフスキー」の意味・わかりやすい解説

トレジアコーフスキー
Vasilii Kirillovich Trediakovskii
生没年:1703-68

ロシアの詩人。ソルボンヌ大学に学び,帰国後翻訳官として科学アカデミーに勤務するかたわら,詩を書きはじめる。1735年に発表した《新簡易ロシア作詩法》で古典主義のさまざまな詩のジャンルを紹介するとともに,ロシア語の詩としては従来の音節のみを重視する形式をしりぞけ,アクセントの規則的な交替をも取り入れた音節抑揚詩形を提唱した。その作詩理論はロモノーソフによって完成され,ロシア近代詩の出発点となった。ロシア語の音韻論や正書法についての著述や,フェヌロンの《テレマックの冒険》などの翻訳もある。45年にアカデミー会員となるが,59年免職。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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