現代外国人名録2016 「トレバーラビン」の解説
トレバー ラビン
Trevor Rabin
- 職業・肩書
- ロック・ギタリスト,作曲家
- 生年月日
- 1954年1月13日
- 出生地
- 南アフリカ
- グループ名
- グループ名=イエス〈Yes〉
- 経歴
- 父はヨハネスブルグ・シンフォニーのバイオリニスト、母はピアニストで、兄もバイオリニスト、妹もバレエの振付師というクラシック一家に育つ。幼い頃からピアノを学んだが、やがてギターに転向し、1976年にはアイドルグループ風のハード・ロック・バンド、ラビットを結成し、アルバム「青春の悪戯」でプロデビュー。同バンド解散後、渡米してソロ活動を進めるが、’82年当時活動停止中だったイエスのベーシスト、クリス・スクワイアの招きでシネマの結成に参加することとなり、それがそのままイエスの活動再開に発展した。イエスではギターやボーカルなどを担当する一方、作曲面でも才能を発揮。’83年のテクノ・ポップ風のシングル「ロンリー・ハート」は世界中で大ヒットした。その後もバンドのサウンドの要として活躍するが、’94年のアルバム「トーク」を最後に脱退。以後は映画音楽の作曲に専念し、「グリマーマン」「アルマゲドン」「ディープ・ブルー」「シックス・デイ」「60セカンズ」「ナショナル・トレジャー」などハリウッドの大作映画の音楽を担当する。他のイエスの参加作品に「ビッグ・ジェネレーター」「結晶」、ソロアルバムに「誘惑の貴公子」「フェイス・トゥ・フェイス」「ウルフ」「ジャカランダ」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報