現代外国人名録2016 「トーマスツェトマイヤー」の解説
トーマス ツェトマイヤー
Thomas Zehetmair
- 職業・肩書
- バイオリニスト
- 国籍
- オーストリア
- 生年月日
- 1961年11月23日
- 出生地
- ザルツブルク
- 学歴
- モーツァルテウム音楽院
- 受賞
- ドイツ・レコード批評賞〔2005年〕,フランツ・リスト音楽院栄誉博士号,ザルツブルク国際モーツァルト・コンクール第1位〔1978年〕
- 経歴
- 両親ともにバイオリニスト。1978年ザルツブルク国際モーツァルト・コンクール第1位。以後、オーストリアを代表するバイオリニストの一人として、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ドレスデン州立歌劇場管弦楽団、NHK交響楽団、ボストン交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団など世界の主要なオーケストラと共演。バレンボイム、ブロムシュテット、ブリュッヘン、フォン・ドホナーニ、エッシェンバッハ、アーノンクール、ノリントン、ラトル、サロネンら著名な指揮者とも多く共演する。室内楽奏者としても多くの著名演奏家と共演。’94年にはツェトマイヤー・クァルテットを結成、国際的に高い成功を収め、ECMニューシリーズでハルトマン、バルトーク、シューマンの弦楽四重奏曲を録音。’98年にはケルン・フィルハーモニー・ホールと1年間のレジデント契約を結ぶ。2002年ノーザン・シンフォニア音楽監督、2012年パリ室内管弦楽団の首席指揮者兼アーティスティック・アドバイザー。“哲学するヴィルトゥオーゾ”と呼ばれる。1987年以来、来日数度。2014年には7年ぶりとなる来日を果たす。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報