ドゥブロブニク共和国総督邸(読み)ドゥブロブニクキョウワコクソウトクテイ

デジタル大辞泉 の解説

ドゥブロブニクきょうわこくそうとく‐てい【ドゥブロブニク共和国総督邸】

Knežev dvor》クロアチア最南部、アドリア海に面した都市ドゥブロブニクの旧市街にある建物。15世紀初め、ドゥブロブニク共和国の総督邸宅、および行政府立法府として建造。完成から30年後、火薬爆発で被害を受けて修復されたため、ゴシック様式とルネサンス様式が見られる。17世紀の大地震の後に行われた修復ではバロック様式の装飾が施された。現在は歴史博物館として利用されている。総督邸がある旧市街は、1979年に世界遺産(文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

伯仲国会

与野党の議席差が伯仲する国会をいう。本会議での単純過半数を得ていても,与党が安定多数を得ることができず,野党が多数を占める逆転委員会が生れるような国会を指す。伯仲国会では,逆転委員会で否決された議案が...

伯仲国会の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android