ドゥンス・スコツス(その他表記)Duns Scotus, Johannes

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ドゥンス・スコツス」の意味・わかりやすい解説

ドゥンス・スコツス
Duns Scotus, Johannes

[生]1265頃.ベリクシャー,ドゥンス
[没]1308.11.8. ケルン
Doctor Subtilis (精妙なる博士) と称されるイギリス中世最大の神学者,哲学者。ボナベントゥラとともにフランシスコ会の指導的地位を占めた。 1280年頃同会に入り,91~96年パリに学び,帰国してオックスフォード大学の神学教授となり,のちパリ大学でも教えた。彼の哲学はトミズムとアウグスチヌス哲学との一種の総合であり,現実主義的な立場から,正統的スコラ哲学の中核である信仰と理性との調和説を批判するものとなった。カトリック詩人 G.ホプキンズに大きな影響を与えた。

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