ドルフィンキック(その他表記)dolphin kick

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「ドルフィンキック」の意味・読み・例文・類語

ドルフィン‐キック

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] dolphin kick ドルフィンはイルカのこと ) 水泳のバタフライ泳法で行なう足の動作一つ。両足をそろえ、足の甲で水を上下にうって推進する。泳いでいる姿がイルカに似ているところから名づけられた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ドルフィンキック」の意味・わかりやすい解説

ドルフィンキック
dolphin kick

バタフライ泳法で,両脚をそろえ足の甲で水を上下に打つキック法。イルカの泳ぐ様子に似ているのでこの名がある。当初バタフライには平泳ぎと同じ蛙足 (かえるあし) が用いられていたが,1954年長沢二郎によってこのキック法が完成,その後石本隆らの活躍によってその優越性が世界に認められた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のドルフィンキックの言及

【水泳】より

…平泳の変化したもので,空中高く前方に運んだ両腕を一気に下ろして水をかき切る。初期には,足は平泳と同じカエル足だったが,両足をそろえて足の甲で水をけるドルフィンキックも行われ,1954年に国際水泳連盟は両足キックを用いたバタフライを独立種目とした。現在は1ストローク,2キックが一般的である。…

※「ドルフィンキック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む