ドーベル(その他表記)Dobell, Sydney Thompson

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ドーベル」の意味・わかりやすい解説

ドーベル
Dobell, Sydney Thompson

[生]1824.4.5. ケント,クランブルック
[没]1874.8.22. グロスターシャー,ネールスワース
イギリスの詩人,批評家。筆名 Sydney Yendys。 W.E.エイトンのいわゆる「けいれん派」 Spasmodic Schoolの一人。抑圧されたイタリアへの同情を示した詩劇『ローマ人』 The Roman (1850) や,詩人とその妻を主題とした長詩『ボールダー』 Balder (54) ,クリミア戦争の影響を示す『戦時のイギリス』 England in Time of War (56) などの詩作のほか,エッセー集『芸術,哲学宗教について』 Thoughts on Art,Philosophy and Religion (76) などがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む