ナフィオン膜(読み)ナフィオンマク

化学辞典 第2版 「ナフィオン膜」の解説

ナフィオン膜
ナフィオンマク
Nafion membrane

ナフィオン(Nafion)は,1962年にアメリカのデュポン(DuPont)社で開発されたプロトン電気伝導性の高分子であり,それを膜状にしたものは,食塩電解固体高分子型燃料電池の電解質膜として使用されている.ナフィオンは,フルオロカーボン


主鎖とし,スルホ基カルボキシル基側鎖に含む


などの末端構造をもっている.これは主鎖の部分が疎水性,末端構造が親水性であり,スルホ基やカルボキシル基により囲まれたプロトンが,ミクロ相分離構造とよばれる親水性の部分を通りながら移動することが容易であり,高いプロトン電気伝導性を示す.[別用語参照]製塩法燃料電池

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む