ナポリ国立考古学博物館(読み)ナポリこくりつこうこがくはくぶつかん(その他表記)Museo Archeologico Nazionale di Napoli

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ナポリ国立考古学博物館」の意味・わかりやすい解説

ナポリ国立考古学博物館
ナポリこくりつこうこがくはくぶつかん
Museo Archeologico Nazionale di Napoli

イタリアのナポリにある考古博物館。18世紀にナポリ王カルロス3世がファルネーゼ家収集の古代遺物をナポリに移したのを端緒に,ヘルクラネウム遺跡ポンペイの遺跡の遺物が加わり,1816年にブルボン家の美術館としてパラッツォ・ディ・レーギ・ストゥディに開館。1860年イタリア統一(→イタリア王国)に伴い国家に移管される。『メディチビーナス』『ファルネーゼの牛』などのギリシア彫刻,『アレクサンドロスのモザイク』などのポンペイの壁画など,古代の美術品を数多く収蔵する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む